いかではたかかりけ 042
目次
原文 読み 意味 帚木03章11@源氏物語
いかではたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる
いかで/はた/かかり/けむ/と おもふ/より/たがへ/る/こと/なむ あやしく/こころ/とまる/わざ/なる
(左馬頭)どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。
文構造&係り受け
主語述語と大構造 なむ…わざなる:五次
〈[発言者]〉〈[女]〉いかで はたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる
助詞と係り受け
いかではたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる
古語探訪;失われた意味を求めて
かかりけむ 02-042
「かくありけむ」でこうなってしまったのかと現状の原因を過去にさぐる。
心とまる 02-042
興味がわく。愛着がわく。
わざ 02-042
そうなる傾向がすこぶる強い。運命。
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:世に知られぬ女/発言者(左馬頭)
直列型:A→B→C:A→B→C
《いかではたかかりけむと・思ふより違へることなむ・あやしく心とまるわざなる》A・B・C
どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。