いかではたかかりけ 042

2021-03-07

原文 読み 意味 帚木03章11@源氏物語

いかではたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる

いかで/はた/かかり/けむ/と おもふ/より/たがへ/る/こと/なむ あやしく/こころ/とまる/わざ/なる

(左馬頭)どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。

文構造&係り受け

主語述語と大構造 なむ…わざなる:五次

〈[発言者]〉〈[女]〉いかで はたかかりけむ 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる

助詞と係り受け

いかではたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる

古語探訪;失われた意味を求めて

かかりけむ 02-042

「かくありけむ」でこうなってしまったのかと現状の原因を過去にさぐる。

心とまる 02-042

興味がわく。愛着がわく。

わざ 02-042

そうなる傾向がすこぶる強い。運命。

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:世に知られぬ女発言者(左馬頭)

直列型:A→B→C:A→B→C

いかではたかかりけむと・思ふより違へることなむ・あやしく心とまるわざなる》A・B・C
どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。

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