弁もいと才かしこき 122

2021-03-09

原文 読み 意味 桐壺08章17@源氏物語

弁もいと才かしこき博士にて 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

べん/も/いと/ざえ/かしこき/はかせ/にて いひ-かはし/たる/こと-ども/なむ いと/きよう/あり/ける

右大弁も才学並外れた学者であって、相人と取り交わした数々の逸話は誠に興味深いものでした。

文構造&係り受け

主語述語と大構造 どもなむ…興ありける:二次

〈弁〉もいと才かしこき博士にて 言ひ交はしたる〈こと〉どもなむ いと興ありける

助詞と係り受け

弁もいと才かしこき博士にて 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

いと才かしこき博士 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

助詞・助動詞の識別:に たる ける

  • :断定・なり・連用形
  • たる:存続・たり・連体形
  • ける:喚起・けり・連体形(「なむ」の結び)
敬語の区別:φ

弁もいと才かしこき博士に て 言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける

尊敬語 謙譲語 丁寧語

古語探訪;失われた意味を求めて

言ひ交はしたる 01-122

高麗人の相人を取り交わした漢詩文。

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:右大弁語り手の感想

直列型:A→B:A→B

弁もいと才かしこき博士にて》A
右大弁も才学並外れた学者であって、


言ひ交はしたることどもなむ いと興ありける》B
相人と取り交わした数々の逸話は誠に興味深いものでした。

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