まだ中将などにもの 003

2021-03-07

原文 読み 意味 帚木01章03@源氏物語

まだ中将などにものしたまひし時は 内裏にのみさぶらひようしたまひて 大殿には絶え絶えまかでたまふ

まだ/ちうじやう/など/に/ものし/たまひ/し/とき/は うち/に/のみ/さぶらひ/よう/し/たまひ/て おほいどの/に/は/たエだエ/まかで/たまふ

エ:や行の「え」

まだ近衛中将あたりでいらっしゃった時は、内裏にばかり居続けるようになさって、大臣邸へは途絶えがちにお出になる。

文構造&係り受け

主語述語と大構造 には絶え絶えまかでたまふ:三次

〈[光源氏]〉まだ中将などにものしたまひし 内裏にのみさぶらひようしたまひて 大殿には絶え絶えまかでたまふ

助詞と係り受け

まだ中将などにものしたまひし時は 内裏にのみさぶらひようしたまひて 大殿には絶え絶えまかでたまふ

「内裏にのみさぶらひようしたまひて」「殿には絶え絶えまかでたまふ」:並列

古語探訪;失われた意味を求めて

中将 02-003

近衛府の次官。従四位で、若年の中将は前途有望な花形貴公子である。

大殿 02-003

妻の実家である左大臣邸。

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:光源氏帝(の側)左大臣(邸)

直列型:A→B→C:A→B→C

まだ中将などにものしたまひし時は》A
まだ近衛中将あたりでいらっしゃった時は、


内裏にのみさぶらひようしたまひて・大殿には絶え絶えまかでたまふ》B・C
内裏にばかり居続けるようになさって、大臣邸へは途絶えがちにお出になる。

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