人目を思して 夜の 101
目次
原文 読み 意味 桐壺07章21@源氏物語
人目を思して 夜の御殿に入らせたまひても まどろませたまふことかたし
ひとめ/を/おぼし/て よるのおとど/に/いら/せ/たまひ/て/も まどろま/せ/たまふ/こと/かたし
人目を気にされて、ご寝所にお入りになっても、お休みになることはむずかしい。
文構造&係り受け
主語述語と大構造 かたし:三次
〈[帝]〉人目を思して 夜の御殿に入らせたまひても まどろませたまふ〈こと〉かたし
助詞と係り受け
人目を思して 夜の御殿に入らせたまひても まどろませたまふことかたし
人目を思して 夜の御殿に入らせたまひても まどろませたまふことかたし
助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
助詞・助動詞の識別:せ せ
- せ:尊敬・す・連用形
- せ:尊敬・す・連用形
敬語の区別:思す 御 せたまふ せたまふ
人目を思して 夜の御殿に入らせたまひて も まどろませたまふことかたし
尊敬語 謙譲語 丁寧語
古語探訪;失われた意味を求めて
夜の御殿 01-101
清涼殿の北側にある帝の寝所。
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:世間の目/帝
直列型:A→B→C:A→B→C
《人目を思して・夜の御殿に入らせたまひても》A・B
人目を気にされて、ご寝所にお入りになっても、
《まどろませたまふことかたし》 C
お休みになることはむずかしい。