御覧じ所あらむこそ 016
目次
原文 読み 意味 帚木02章08@源氏物語
御覧じ所あらむこそ 難くはべらめなど 聞こえたまふついでに
ごらんじ-どころ/あら/む/こそ かたく/はべら/め/など きこエ/たまふ/ついで/に
エ:や行の「え」
(頭中将)御覧にいれられるものなどめったにありませんよ、などとご返事なさいながらめったにないとの発言のついでに、
文構造&係り受け
主語述語と大構造 聞こえたまふついでに:二次
@〈[光源氏]〉御覧じ所あらむこそ難くはべらめなど @ 〈[頭中将]〉聞こえたまふついでに
助詞と係り受け
御覧じ所あらむこそ 難くはべらめなど 聞こえたまふついでに
古語探訪;失われた意味を求めて
御覧じ所 02-016
「見どころ」の尊敬表現。
難く 02-016
存在しにくい。
ついでに 02-016
「ついでに」とは「御覧じ所あらむこそ難くはべらめ」の「難し」を受け、めったにないといえば、難点のない女もまた「難し」として女性論に移行する。「難し」ついで、ということ。
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:光源氏/頭中将がもらった手紙/頭中将
直列型:(A→)B:A→B
《御覧じ所あらむこそ難くはべらめ・など聞こえたまふついでに》A・B
御覧にいれられるものなどめったにありませんよ などとご返事なさいながらめったにないとの発言のついでに、