御覧じ所あらむこそ 016

2021-03-07

原文 読み 意味 帚木02章08@源氏物語

御覧じ所あらむこそ 難くはべらめなど 聞こえたまふついでに

ごらんじ-どころ/あら/む/こそ かたく/はべら/め/など きこエ/たまふ/ついで/に

エ:や行の「え」

(頭中将)御覧にいれられるものなどめったにありませんよ、などとご返事なさいながらめったにないとの発言のついでに、

文構造&係り受け

主語述語と大構造 聞こえたまふついでに:二次

〈[光源氏]〉御覧じ所あらむこそ難くはべらめなど  〈[頭中将]〉聞こえたまふついでに

助詞と係り受け

御覧じ所あらむこそ 難くはべらめなど 聞こえたまふついでに

古語探訪;失われた意味を求めて

御覧じ所 02-016

「見どころ」の尊敬表現。

難く 02-016

存在しにくい。

ついでに 02-016

「ついでに」とは「御覧じ所あらむこそ難くはべらめ」の「難し」を受け、めったにないといえば、難点のない女もまた「難し」として女性論に移行する。「難し」ついで、ということ。

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:光源氏頭中将がもらった手紙頭中将

直列型:(A→)B:A→B

御覧じ所あらむこそ難くはべらめ・など聞こえたまふついでに》A・B
御覧にいれられるものなどめったにありませんよ などとご返事なさいながらめったにないとの発言のついでに、

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