げに 御容貌ありさ 133
目次
原文 読み 意味 桐壺09章07@源氏物語
げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる
げに おほむ-かたち/ありさま あやしき/まで/ぞ/おぼエ/たまへ/る
エ:や行の「え」
なるほど、お顔立ちもお姿も気味が悪いほど瓜二つでいらっしゃる。
文構造&係り受け
主語述語と大構造 までぞおぼえたまへる:一次
げに 〈御容貌ありさま〉 あやしきまでぞおぼえたまへる
助詞と係り受け
げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる
「げに」→「おぼえたまへる」
げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる
助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞
助詞・助動詞の識別:る
- る:存続・り・連体形(「ぞ」の結び)
敬語の区別:御 たまふ
げに 御容貌ありさま あやしきまで ぞおぼえたまへる
尊敬語 謙譲語 丁寧語
古語探訪;失われた意味を求めて
げに 01-133
典侍(ないしのすけ)から「后の宮の姫宮こそ、いとようおぼえて生ひ出でさせたまへりけれ。ありがたき御容貌人になむ/01-128」との奏上に、御心が留まり「まことにや/01-128」と帝は自問を発せられたが、その答えがこの「げに」である。
おぼえ 01-133
藤壺の宮が桐壺更衣に似ている。
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:藤壺の宮
直列型:A:A
《げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる》A
なるほど、お顔立ちもお姿も気味が悪いほど瓜二つでいらっしゃる。