げに 御容貌ありさ 133

2021-03-09

原文 読み 意味 桐壺09章07@源氏物語

げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる

げに おほむ-かたち/ありさま あやしき/まで/ぞ/おぼエ/たまへ/る

エ:や行の「え」

なるほど、お顔立ちもお姿も気味が悪いほど瓜二つでいらっしゃる。

文構造&係り受け

主語述語と大構造 までぞおぼえたまへる:一次

げに 〈御容貌ありさま〉 あやしきまでぞおぼえたまへる

助詞と係り受け

げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる

「げに」→「おぼえたまへる」

げに 御容貌ありさま あやしきまでおぼえたまへ

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

助詞・助動詞の識別:

  • :存続・り・連体形(「ぞ」の結び)
敬語の区別:御 たまふ

げに 容貌ありさま あやしきまで ぞおぼえたまへ

尊敬語 謙譲語 丁寧語

古語探訪;失われた意味を求めて

げに 01-133

典侍(ないしのすけ)から「后の宮の姫宮こそ、いとようおぼえて生ひ出でさせたまへりけれ。ありがたき御容貌人になむ/01-128」との奏上に、御心が留まり「まことにや/01-128」と帝は自問を発せられたが、その答えがこの「げに」である。

おぼえ 01-133

藤壺の宮が桐壺更衣に似ている。

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:藤壺の宮

直列型:A:A

げに 御容貌ありさま あやしきまでぞおぼえたまへる》A
なるほど、お顔立ちもお姿も気味が悪いほど瓜二つでいらっしゃる。

Posted by 管理者