みづから額髪をかき 071
目次
原文 読み 意味 帚木05章10@源氏物語
みづから額髪をかきさぐりて あへなく心細ければ うちひそみぬかし
みづから/ひたひがみ/を/かき-さぐり/て あへなく/こころぼそけれ/ば うち-ひそみ/ぬ/かし
(左馬頭)自分でも剃髪した額髪をかき探り耐え切れず心細くなると、つい顔をしかめ泣き顔になって。
文構造&係り受け
主語述語と大構造 ばうちひそみぬかし:二次
〈[女]〉みづから額髪をかきさぐりて あへなく心細ければ うちひそみぬかし
助詞と係り受け
みづから額髪をかきさぐりて あへなく心細ければ うちひそみぬかし
古語探訪;失われた意味を求めて
額髪 021-071
出家して短く切りそろえた前髪。
あへなく 02-071
我慢しきれず。
うちひそみ 02-071
顔をしかめる。女性としてしてはいけない行為。
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:女
直列型:A→B→C:A→B→C
《みづから額髪をかきさぐりて・あへなく心細ければ・うちひそみぬかし》A・B・C
自分でも剃髪した額髪をかき探り耐え切れず心細くなると、つい顔をしかめ泣き顔になって。