女皇女たち二ところ 116

2021-03-09

原文 読み 意味 桐壺08章11@源氏物語

女皇女たち二ところ この御腹におはしませど なずらひたまふべきだにぞなかりける

をむな-みこ-たち/ふた-ところ この/おほむ-はら/に/おはしませ/ど なずらひ/たまふ/べき/だに/ぞ/なかり/ける

皇女をお二方お産みであったが、この宮の美しさに比肩すべくもございません。

文構造&係り受け

主語述語と大構造 どなずらひたまふべきだにぞなかりける:二次

〈女皇女たち二ところ〉この御腹[=弘徽殿の女御]におはしませ なずらひたまふべきだにぞなかりける

助詞と係り受け

女皇女たち二ところ この御腹におはしませど なずらひたまふべきだにぞなかりける

「なかりける」は意味的には「なずらふ」の単なる否定語。従って、同色にした。

女皇女たち二ところ こ御腹おはしませ なずらひたまふべきだになかりける

助詞:格助 接助 係助 副助 終助 間助 助動詞

助詞・助動詞の識別:べき ける

  • べき:可能・べし・連体形
  • ける:喚起・けり・連体形(「ぞ」の結び)
敬語の区別:御 おはします たまふ

女皇女たち二ところ この腹におはしませど なずらひたまふべき だに ぞなかりける

尊敬語 謙譲語 丁寧語

古語探訪;失われた意味を求めて

この御腹に 01-116

弘徽殿の女御腹に。

だに 01-116

抜くことはおろか、並ぶことさえ。

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:女皇女たち弘徽殿の女御

直列型:A→B:A→B

女皇女たち二ところ この御腹におはしませど・なずらひたまふべきだにぞなかりける》A・B
皇女をお二方お産みでしたが、この宮の美しさに比肩すべくもございません。

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